大宮PM

鉄骨造の集合住宅の、3階部分のリノベーション。

断熱性を高めるため、ALC外壁の内側にぐるりと木軸の壁を設け、断熱材を仕込んだ。既存の窓は多すぎたり大きすぎたりしたので、内側の壁で塞いだり、内側の壁に小さい開口を設けたりして、選択的に利用した。内側の開口には樹脂サッシ(二重窓)や太鼓張りの障子を設けて、断熱性を確保している。

既存の柱形や梁形などは、違和感のないようデザインの中に溶け込ませた。

外部は鉄骨階段に防風パネルを取付けるという最小限の操作によって、全体の印象の転換を試みている。