
外観
|
冬期長野オリンピックの期間中、白馬村に仮設されたオーストリアのプレスセンターです。
計画はオーストリアの建築家カウフマンと共同で進められました。木造パネルを用いた新しい構造技術を採用することで、大空間と工期の短縮、解体・移設を可能としました。
|

内部
|
大きさの異なる3つの直方体が次々に飛び出していくかのような躍動感のある空間構成。望遠鏡のように内部がすべて見通せます。
この200平方mを越える大空間が2週間で立ち上がります。現場でプレハブ部材を組み上げるだけなので廃材も出ず、環境への負担も最小限ですみます。また工期の短縮はコスト削減に役立ちました。
|

正面
|
各直方体の用途は、大きさに応じて設定されています。天井高5.8mの一番大きなスペースは展示・レセプション用、中間部分はテレビ局による選手インタビュー、奥の一番小さい部分は厨房・収納です。
夜になるとまるで映画のスクリーンのようです。実際にカーテンに映像を投影してスクリーンとして使われました。
|

側面
|
壁・屋根とも、断熱材を挟み込んだ2×8mの大型木造パネルを並べて造られています。
|

背面
|
3つのボックスはスチール架台に固定されています。全ての木造・金物部材がオーストリアの工場で3週間で制作され、搬入されました。
建物は現在オーストリアに移設され、博物館の展示スペースに再利用されています。
コスト、資源、再利用など様々な利点を持つこの木造パネル工法は、今後の普及が検討されています。
|