川崎Rスタジオ

物流倉庫の一角をコンバージョン(用途変更)して造られた、通販商品の撮影用スタジオ。

背の高い巨大な空間をどうやって区画するか、最低限のコストでいかに快適な環境をつくり出すか、法規制の関門をどうクリアするかなど、手探りの中で解を見出したプロジェクト。

石膏ボードを合掌するようなかたち(三角形状)に組んで、自立する壁体を造り、その頂部に上から垂らしたテントを挿入するというアイデアにより、空調の効く区画を成立させ、壁内には大量の配線を取り回すスペースを確保した。