縦横に連続する開口が空間に動きをもたらす。アトリエの奥は収蔵庫とバルコニーが続く
○アトリエ
- 埼玉県さいたま市
- 木造 2階建
- 竣工 2003.11
- 敷地 272平方m(82坪)
- 延床 110平方m(33坪)
- 施工 榊住建
画家のアトリエ。
母屋に接続してアトリエ棟を新築、
2階には130号の大きな絵が描けるスペースと収蔵庫を、
1階には趣味で使う茶室を設けている。
それぞれの特有の機能を満たすことに撤しながらも、
日々の中で豊かさが感じられる建物を目指した。
絵の搬入出のため、階段の幅は約1.4mを確保。大開口からの光は階段を挟んでアトリエへと注ぐ
茶室となる広間。左の障子は壁の中に引き込める。右上の欄間にはスダレと透明アクリル板をはめ込む
大開口は幅3.6m・高さ3m。外壁は左官かき落し仕上